ギアをロー・トップに変速できない、変速が飛んでしまう時にみてみる3つのポイント【自転車修理】【リアディレイラー】

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自転車に乗っている時に変速がうまくいかないな〜と感じ、自力で直した手順を残しておきたいと思います。

修正箇所としては、『リアディレイラー』です。

素人でも手順とポイントを押さえていれば直すことができたので、自転車屋さんに頼まずに自宅で直したいと思っている方は是非参考にしてみてください。

もっと仕組みなどを理解していれば簡単なのかもしれませんが、こうして自力で直すことで知識をつけることができたと感じています。

本題に入る前に…

修理前のポイントとして、パーツの名称を確認しておくと、スムーズに手順の理解ができますし、リアディレイラーの仕組みの理解ができるかと思います。

なので理解している方はスルーして構いません。

*リア

・「トップ」 : スプロケットの歯数が最も少ない方(外側)

・「ロー 」: スプロケットの歯数が最も多い方(内側)

*フロント

・「インナー」:歯数が少ない方(内側)

・「アウター」:歯数が多い方(外側)

*「インデックス」:シフターの各段の位置。シフトワイヤーの引き代によって決められている。

*「ストローク」:ディレイラーの振り幅(可動域)。トップとローそれぞれの振り幅のリミットを決めることで調整する。

特に下二つがポイントなので、これを理解できればリアディレイラーの調整がうまくいくと思います。

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不調内容&考えられる原因

僕の場合、変速の何がおかしかったのかと言うと、

  • ギアがロー・トップに入らない。
  • 2段〜3段に変速するときにガチャガチャと音を立てるだけや、たまに3段を飛ばして2段から4段に変速してしまう。

これらの異常が起こる原因を考えてみると、

・ギアがトップに入らない

➡︎ストロークがずれている(トップのリミットがずれている

・変速するときに音を立てたり段飛ばししてしまう

➡︎インデックスがずれている(シフトワイヤーの緩みor張りすぎ

というように先ほどのポイントを理解していれば、原因やどこを調整すればいいのか分かってきます。

しかし、インデックス・ストロークのどちらかだけが原因だということはないので、両方をうまく調整していく必要があります。

修理手順

では原因が分かったところで、修理に入っていきます。

修理していく箇所としては3つあります。

①が『ストローク調整』、②が『インデックス調整』、③が『Bテンション調整』です。

この順番で見ていきますが、①と②のバランスを見ながら修理していきます。

文字多めですいません。。

①ストローク調整

ストローク調整は、ストローク調整ボルトを回して行います。

リアディレイラーの後ろ側にあります

トップ、ローそれぞれのボルトを回すことでガイドプーリーの位置を動かしリミットを設定することができます。

トップ側のリミット

まずトップ側のリミットを設定していきます。

フロント→インナー、リア→トップにし、シフトワイヤーを外してしまいます。

こんな感じでボルトを緩めて、シフトワイヤーを完全に外します。

ボルトを緩めることで簡単に外せます

そして、ストローク調整ボルトでガイドプーリーの位置を動かしていきます。

トップ側なので、『H』のボルトです。時計回りで内側へ、反時計回りで外側にガイドプーリーが移動します。

ガイドプーリーの位置の目安としては、ガイドプーリーの中心がトップギアの外側のラインに来るようにします。理由としては、シフトワイヤーを張り直した時にガイドプーリーが内側へ引っ張られる余裕を残しておくためです。

シフトワイヤーを張った後

ガイドプーリーの位置が決まったら、シフトワイヤーを張り直します。

張り具合としては、そこまで無理する必要はなく適度に張った状態でOKです。この時、テンションアジャスターを締め込んだ状態から2回転ほど緩めてから固定します。

このつまみを回します

これでトップ側のリミット設定は完了です!

ロー側のリミット

続いて、ロー側のリミットを設定していきます。

フロント→アウター、リア→ローにします。ロー側のリミット設定の時はシフトワイヤーは外しません

先ほどと同じように、ストローク調整ボルトでプーリーの位置を動かしていきます。

ロー側なので『L』のボルトです。時計回りで外側へ、反時計回りで内側にガイドプーリーが移動します。トップ側と逆の動きとなります。

ガイドプーリーの位置の目安としては、ガイドプーリーの中心がローギアの中心に重なるようにします。

写真が斜めっていますが・・・

これでロー側のリミット設定は終わりで、ストローク調整も完了です!!

②インデックス調整

続いてのインデックス調整は、テンションアジャスターで行います。

・テンションアジャスターを緩める→シフトワイヤーが張る→インデックスがロー側へ動く

・テンションアジャスターを締める→シフトワイヤーは緩む→インデックスがトップ側へ動く

手順

まず、クランクを回しながらギアをトップにしたり2速にしたりを繰り返します。

①問題なく変速できるようなら、インデックス調整の必要はありません。

②変速しなかったり、うまく変速しない場合はインデックスがずれているので調整をしていきます。

→クランクを回しながら、テンションアジャスターを緩めてシフトワイヤーを張っていきます。

うまく2速に変速できたら、チェーンがカリカリと音を立てるまでそのままテンションアジャスターを回し続けます。

音がなったらテンションアジャスターを緩めるのをやめて、そこから一回転ほど逆回転をしてテンションアジャスターを締めます。

そしてギアが2速の状態で、ガイドプーリーと2速のギアの中心が揃うようにアジャスターを回します。

以上で、インデックス調整は完了です!!

③Bテンション調整

Bテンション調整に関してはほとんどの場合いじる必要はないようです。

クランクを逆回転させた時に詰まってしまう場合や、変速操作してもディレイラーだけ動いてチェーンは動かない場合なんかには調整する必要があるようです。

つまり、Bテンション調整をすることでガイドプーリーとスプロケットの位置を調整して、チェーンがスムーズに移動(変速)できるようにすることができます。

調整は、Bテンションボルトによって行います。

・Bテンションボルトを締める→ガイドプーリーが離れる

・Bテンションボルトを緩める→ガイドプーリーが近づく

ストローク調整ボルトの上にあります

手順

まずはフロント→インナー、リア→ローにします。

クランクを逆回転させながら、チェーンが詰まらない位置までガイドプーリーが近づくように、Bテンションボルトを回して調整します。

調整できたら、フロントはインナーのままでリアをトップにします。

先ほどと同じようにクランクを逆回転させながら、チェーンが詰まらない位置までガイドプーリーが近づくように、Bテンションボルトを回して調整します。

これでBテンション調整は完了です!!

まとめ

いかがだったでしょうか?

写真が少なくてイメージしにくかったかもしれませんが、無事に修理することができたら嬉しいです!

お店に持って行って修理してもらうのは安心でいいのですが、自分で修理してみると部品の役割や仕組みに対する理解を深めることもできるので、いい機会かもしれません。

コンビニのようにすぐに自転車屋さんを見つけることは難しいと思うので、サイクリング中に故障しても自分で何とかできるという気持ちがあれば、故障したらどうしようといった不安をせずにサイクリングできるかと思います!

ぜひチャレンジしてみてください!!

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