こんにちは。
またしても山道具の購入品紹介です。
今回はエアーマットを購入しました。
それは、サーマレストの『NeoAir XLite(ネオエアーXライト) WR』です。
ちゃんとしたエアーマットを購入するのは初めてで(Amazonの格安のものを使っていた)、自分にはどれくらいのスペックが必要なのかわからなかったため、王道と言われるこちらを購入することにしました。
エアーマットに約3万円も出したことがないので、パンクしたらどうしようと悩みましたが、使い方に気をつければ意外と穴は開かないと聞いたので、思い切ってみました。
購入した理由
改めて、今回購入したのは『ネオエアーXライト WR』です。
WRとは女性用モデルのことです。
なぜレギュラーではなくて、WRを購入したのか結論から言うと、
「収納サイズは同じで、レギュラーよりもR値が高く、自分の身長には過不足ない長さ」
だからです。
レギュラーとWRのスペックを比較してみます。
レギュラー | WR(女性用) | |
サイズ | 51cm×183cm | 51cm×168cm |
収納サイズ | 23cm×10cm | 23×10cm |
厚さ | 6.4cm | 6.4cm |
重量 | 350g | 340g |
R値 | 4.2 | 5.4 |
価格(税込) | 26,400円 | 26,400円 |
おおよそのスペックや価格は同じですが、
レギュラーの方が長さが長く、WRの方がR値が高いことがわかります。
重量もWRの方が10g軽いですね。
私は身長170cmなので、WRの長さで全身が入ります。
また、寒さに強い方ではないのと、WRのR値ならば1年中使うことができそうなのも、決め手となりました。
全身が入ることと収納サイズ、重量はなるべく抑えたい、3シーズン使えることが条件だったので、この2つを比較したところ、WRの方が自分には合っていると考えました。
ちなみに、なぜWRの方がR値が高いかというと、『サーマキャプチャー層(熱反射板)』の枚数が多いからです。
レギュラーは1枚なのに対して、WRは2枚となっています。
『サーマルキャプチャー』とは、
身体が発する熱を利用(反射)して、身体を温める技術
おそらく、下の写真の黒いシートのようなものが、サーマルキャプチャー層だと思います。
開封
同梱物は以下の通りです。
- マット本体
- 収納ケース
- ポンプサック
- リペアキット
リペアキットは一応エマージェンシーキットの中に忍ばせておくのがいいのでしょうかね?
ポンプサックは空気を入れる際に使用します。
この黒いバルブをマットのバルブと接続して空気を入れます。
また、開口部にドローコードがついているので、スタッフサックのように使用することもできます。
ただ、縫い目にシーム処理がされているわけではないので、水に濡れてもいいモノを収納するのがいいかと思います。
私の場合は、収納ケースは使わずにこのポンプサックに、マット本体と枕を収納して持ち運ぼうかと考えています。
重量
次にマット本体・収納ケース・ポンプバッグの重量を測っていきます。
まずはマット本体。公式値の340gより3g軽い337g。
続いて、ポンプサック。54g。
最後に収納ケース。15g。
マット本体とポンプサックで持ち運ぶとして、約400gとなります。
保温力、サイズを欲張っているので、妥当な重量でしょうか。
使ってみる
それでは空気を入れてみます。
まず、マット本体のバルブの黒いキャップのみを回して開きます。
バルブとポンプサックを接続します。
意外と力が必要で、少し手こずりました。
バルブ同士を接続したら、ポンプサックを広げて空気を溜め、絞り込んでマットに空気を流し込みます。
大体6~8回くらいでいい感じに膨らみます。
空気の入り具合を調節するには、青いツマミを開き、黒のキャップを少しずつ回して開くことで、空気が抜けていきます。
2つとも全開にすることで、一気に空気が抜けるので片付けも大変ではなかったです。
寝心地
一晩、家の中で寝てみた感想ですので、ご参考までに。
暖かい
まず、マット単体でも暖かさを感じました。
クローズドセルマットやしょぼいエアマットでは感じられなかった、床からの温もりがあります。
身体の背面は寝袋のロフトが潰れてしまうので、暖かさを確保するのが難しいですが、これならばそれを補ってくれそうです。
これがR値5.4の力か。。
空気を入れるのが楽
付属のポンプサックを使用することで、かなり楽に空気を入れることができます。
サイズ的にも、息を吹き込んで空気を入れるのは辛いことが想像できるので、多少嵩張るポンプサックを持っていく価値はあると思います。
スタッフサックや枕としても使用して、一つで二役とすればありだと思います。
音が少し気になる
気になって寝れないほどではありませんが、寝返りなど身体を動かした際に「シャカシャカ」といった音がなります。
マット表面の生地は音がならないように工夫はされているみたいです。
たしかに、裏面よりも光沢が少なく、生地が異なることは確認できました。
音が気になって寝れなければ元も子もないので、お店で試してみることをおすすめします。
最後に
以上、ネオエアーXライトの購入紹介&簡単なレビューでした。
穴開けないように気をつけて使っていこう。
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