【MYOG】アルミ缶でアルコールストーブを作ってみた

Gear

こんにちは。

MYOG(Make Your Own Gear)の定番、アルコールストーブ(以下、アルスト)を作ってみた話です。

実際に手を動かしてできたもので火を起こし、お湯を沸かし、そのお湯でご飯やコーヒー作ると、食事までの過程が楽しくなります。

アルスト

今回作成したアルストは、『グルーブストーブ』です。

グルーブストーブとは、「りるびわ〜くす」さんが発明したアルストのモデルです。

こちらのページを参考にさせていただきました。

Groove Stove簡易版の作り方 - 昨日から明日へと続く今日
Groove Stove簡易版の作り方をニコ動とYouTubeにアップしました。...

本燃焼が数秒と非常に早く、燃費が良いのが特徴です。

それでいて最低限、カッター・定規・ペンがあれば作れて、大変な工程がないので気軽に作れてしまいます。

こんな情報を共有してくださっているのはありがたいことです。

このグルーブストーブを実際に作ってみた過程を残しておきます。

自分なりに少しアレンジした部分もあるので、参考になると嬉しいです。

材料

今回使用したアルミ缶は mlのもの1缶です。

もしくは、350mlの缶を使用して作っています。

手順

簡潔な手順は以下の通りです。

  1. アルミ缶の塗装をヤスリで落とす
  2. 部品(外筒&中筒)を切り出す
  3. 中筒に折り目と折り返しをつける
  4. 外筒と中筒を合体させる

なんと4ステップ!

2の切り出しさえうまくいけば、あとは簡単です。

それでは、少し詳しく工程をご説明します。

1. ヤスリでアルミ缶の塗装を落とす

アルミ缶の表面の塗装を落とす作業です。

これについては、省略しても完成には問題ない工程です。

ただ、中筒の塗装を落とさないと、火をつけた際に塗装が焦げた匂いが発生するので、最低限中筒だけはヤスリがけすることをおすすめします。

外筒に関しては見た目にしか影響がないので、好みで良いと思います。

シンプルな見た目にしたかったので、外筒部分と中筒部分ともにヤスリがけをしていきます。

ナイロンヤスリだと、アルミ缶にフィットさせることができるので、やりやすかったです。

力づくでヤスリがけすること、十数分。

(次からはできるだけ塗装が少なめな缶を選びます。。)

ピカピカに!これだけでも達成感。

2. 部品(外筒&中筒)を切り出す

底から35mmで外筒、36mmで中筒を切り出します。

中筒を切り出す際に、折り目を付ける用に18等分に印をつけます。

カッターで数回切り傷を入れると、自然と切り取ることができます。

3等分できたら、切り口をヤスリがけしてなめらかにします。

3. 中筒に折り目と折り返しをつける

まず、切り出した中筒に折り目をつけます。

この折り目があることで、外筒と折り目の間でアルコールが吸い上げられ、それが気化して燃えるという仕組みのようです。

先ほどつけた印に沿って、定規やハサミを使って折り目をつけます。

深さとしては外筒に無理せず入れれて、ゆるすぎないくらい。

あとから調整できるので、心配なら一旦浅めにつけておくのがいいと思います。

折り目をつけたら、折り返し部分を作ります。

この折り返しをつけてみたことで、アルコールをより最後まで吸い上げてくれる気がします。

折り返しの長さは、缶の底の傾斜になっている部分と同じ長さにします。

切り込みを入れる幅は、折り目と同じ幅です。

切り込みを入れたら、ペンチなどで軽く折り曲げます。

以上で、部品は完成です。

4. 外筒と中筒を合体させる

これが最後の工程です。

外筒の中に中筒を入れます。

中筒につけた折り返し部分を外筒にフィットさせるために、以下のように逆さにして上から力をかけて、はめ込みます。

完成!

完成した自作アルストがこちら!

作り慣れていないので、切り口が少しガタついたりしていますが、、

上から見ると、中筒を折り返した部分が、缶の底にフィットしているのがわかると思います。

グルーブストーブは五徳を使わずに、直接クッカーを乗せることで、本来の性能を発揮するようです。

MYOG感がたまらない。

実際にお湯を沸かしてみましたが、燃費がよくて驚きました。

次は風防をMYOG!

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プロフィール

まっく

森歩き、登山、ロングトレイル、自転車、テンカラ、雪板・・・
北海道の四季に合わせた手段でアウトドア中心の生活。
「足るを知る」「シンプル」をモットーに、自分らしいスタイルを追求する日々。

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